今回の記事では中学1年から激しい腹痛をきっかけに引きこもりになった男子が高校に行けるようになった回復の喜びの声を紹介させて頂きます。
こんにちは「不登校の学生さん」を整体でサポートする「たけだ整体院」院長の武田智宏です。
今回の男の子は中学1年の時に猛烈な腹痛が生じて学校に行けなくなりました。病院に行って診てもらっても原因が分かりませんでした。みるみる体調が悪化し食事もとれずにやせていく一方でした。
それ以降1年以上にわたり引きこもりの状態が続いていました。お母さんも色々な所に相談にいったりしましたがなかなか解決の糸口は見えませんでした。
そんな時に「引きこもりの子を支援する親の会」で当院の事を聞いて来院してくれました。
そして当院で自律神経整体を受けて頂いた結果、めきめきと回復をみせて通信制の高校に行けるまでに回復しました。
今回はどのようにして回復に至ったのかを喜びの声を交えて解説しています。
現在引きこもりのお子さんを抱えて悩んでいる方の参考になるかもしれません。
ぜひお読みください。
・現在不登校のお子さんを抱えて悩んでいる
・子供さんが腹痛・吐き気・だるさ・頭痛・ふらつき・パニック障害で学校に行けない
・病院に行っているが回復が思わしくない
・自律神経を整える方法を探している
・子供が何を悩んでいるのか知りたい
・親にできることを探している
目次
S.Y君のお母さんからの喜びの声|直筆

りらく亭(たけだ整体院)の武田先生のことは、ひきこもりの子供を支援する親の会で出会ったお母様から「ひきこもりの小学校5年生の子供がりらく亭に通って、少しずつ体調が良くなったきた」と聞いたことがきっかけで知りました。
当時中学2年で不登校からひきこもりになり、毎日腹痛と全身のだるさに悩まされていた子供に手を焼いていた私は、すぐにわらにもすがる気持ちで電話しました。
子供の症状を話したところ「そうやって来院した子供さんも元気になっているのでぜひつれて来てください」と優しい声で言って頂き、すぐに予約して嫌がる子を説得して初受診しました。
元来、気難しく、人見知りの子供なのに、武田先生には不登校のきっかけや、体調、自分の気持ちを話している姿を見て「きっとこの先生となら、今の苦しい状況から脱することができる」と思い、それ以来、定期的に通っています。
通院しはじめてから、少しずつですが確実に腹痛の回数もへり、調子のいい日は1人で外出できるまでになりました。
帰りはいつも車内で「体が楽になった」と言います。
あれ程嫌がっていた外出も、りらく亭には行けるようになりました。
また、整体をしながらカウンセリングのような声かけもしてくださるので、カウンセラーの先生をストップしています。
すすめて頂いたサプリ、食事にも気をつけるようになったことも、体調が整ってきている要因かと思います。
現在、不登校やひきこもりで悩んでいる方がおられたら、一度受診されることをおすすめします。

S.Yくん症状と経過

1、中学入学時は何の問題もなく・・・。
S.Y君は小学校や中学入学当時は体や心に何も違和感を感じることなく元気に過ごしていました。
クラブもテニス部に入って毎日楽しむことができていました。
2、しかしクラブ活動や補習が本格化すると、体に異変が!!
ところが中学1年生の一学期にクラブ活動や勉強が忙しくなってくると少し体に違和感を感じ始めました。
でも初めは全く何も気にしてはいませんでした。
それから補習で帰りが遅くなったりしてより体の不調を感じ始めました。
さらにクラス内に少しなじめない友達がいて気持ち的にストレスを感じ始めていました。あとゲームをして夜寝るのが遅い日などもありました。
3、パニック症状、難聴、激しい腹痛、貧血、昼夜逆転、体重激減が次々に
そんな状態が続いたある時に体や意識が何かに押しつぶされるようなパニック症状のようなものが出てきました。
そこから時々学校を休むようになりました。
病院には行きましたが原因が分からずにどうしようもありませんでした。
ただこの時は休みながらも学校には行けていました。
それから日を追うごとに症状が次々と出てきました。
特に腹痛は激しく出ました。
とても食事などは食べられなくなり日に日にやせていきました。
身長が171cmあるのに40kgにまで痩せていきました。
その上貧血症状でまともにたったり歩いたりができなくなってきました。
そして中学2年生になった時には担任の先生が変わりました。
この先生との相性があまり良くなかったのもありこの時から全く学校には行かなくなり引きこもり状態になりました。
そこでお母さんが様々な所をさがして「引きこもりの子を支援する親の会」や色々な所に相談しました。
そんな時にそこの会で当院のお話を聞いて頂いて来院していただきました。
施術と回復に向けて行った3つのポイント

1、まずは乱れた自律神経のリズムを取り戻そう
初めに当院に来院した時は腹痛がひどい状態でした。さらに体の倦怠感、耳鳴り、神経過敏など様々な症状がみられました。
色々と検査をしていくと自律神経の過緊張状態がみられました。
こんな状態では常に体が緊張状態なので思うように自己治癒力が出てきません。
そこでまずは自律神経を整えるところから始めました。
自律神経の緊張が高い時は次のような症状がみられます。
・体を触られると異常なくらいくすぐったい
・お腹が痛い
・関節が固くて動きにくい
・内臓が働きにくく食欲がない
・便秘か下痢になる
・首の後ろが物凄く固くなる
・眠れない
・冷えが強い。手先足先が氷のように冷たい。
などです。
そしてS.Y君もこのような症状がみられました。
そこから施術で自律神経を整えていきました。
その場合は身体を流れている氣の通り道である【胃経】と言う経絡に氣を通します。
ここはお腹や頭を通る大事な流れであると同時に感情の影響をうけます。
そして胃経の流れが良くなってくるとS.Yくんの症状がとれてきました。
それに伴い施術後に夕食が少し食べられるようになりました。
自律神経は体温や呼吸、内臓の働きなど私たちが生きていく上で必要不可欠な働きを担っています。
ここがガチガチの状態では体は回復しようにも回復できないのですね!!
2、実はかくれた原因の代表!!身体の質的栄養不足
そしてS.Y君の場合は腹痛をはじめとした症状が出てきた大きな原因は見つかりませんでいた。
学校でいじめられたとか勉強についていけないなど明らかなストレスはありませんでした。
ではなぜ?この様な激しい症状に見舞われて不登校になったのか?
実は最近S.Y君のようにはっきりとした原因がないのに体の不調を訴えて学校に行けなくなる学生さんが増えています。
それはなぜか?
「がんばりすぎ」
になっていることがあります。
今の学生さんは勉強もしないといけない上にクラブ活動で遅くなる。塾も行かないといけない。休みの日もクラブで遠征。などゆっくりとする暇がありません。
それで疲れてしまいます。
ところがここで一つ疑問が出ます!!
昭和の頃の学生さんも同じように忙しかったのに不登校などあまり聞かなかったのではないでしょうか?
それには大きく次の3つ理由があります。
1、食生活の乱れ|質的栄養不足
2、睡眠不足
3、自律神経の使い過ぎ
これらが昭和の頃に比べて現在のお子さんは大変乱れています。
そのため同じ負荷がかかっても現在のお子さんには「がんばり過ぎ」になってダウンしやすいのです。
この中でも食生活の乱れによる質的栄養不足は学生さんの原因不明の体調不良に関係します。
現在はお菓子や甘い物、糖質過多などにより活動期の学生さんに必要なたんぱく質やビタミン類、鉄分が必要量取れていないことが多いのです。
例えばS.Y君の神経過敏症状などはビタミンB群不足の時にみられます。太陽がまぶしい、音にすごく敏感などもそうです。
さらに鉄分不足では立ちくらみ、悪い夢を見る、息切れがしやすいなどが出てきます。
そしてストレスから体を守り精神安定や心の平常を維持するセロトニンなどのホルモンはたんぱく質を原料に鉄やビタミンの作用で作ります。
当然質的栄養不足ではこれらは必要量作られないのです。
S.Yくんももともと食の偏りがあって軽い質的栄養不足があったのでしょう。
そこに学校でのクラブや勉強、友達関係のストレス、ゲームのし過ぎ、夜寝るのが遅いなどで栄養素が足らなくなった。そしてある時にダウンしたことが考えられます。
もう一つストレスが慢性的にかかり続けると「副腎疲労」という状態になります。この副腎疲労という状態も朝起きられない、立ちくらみがする、ふらふらするなどの状態を引き起こします。
これなどもビタミンCが物凄く必要なのですが足らないとますます症状がひどくなります。
S.Yくんも食事と一緒に必要な栄養素をオーソモレキュラー栄養療法に基づいて摂取してもらったところ元気が出てきました。
3、考え方を見なおそう。物事の受け止め方を柔軟に!!
あと腹痛などになりやすい学生さんは物事を神経質に考える傾向もあります。
これは物事を細かく観察できて他の人が気づかないようなことまでみつけられる素晴らしい能力である一方、悪い方に考え出すとどんどん深みにはまる傾向にもあります。
・将来を悲観してしまう
・自分は悪くない、悪いのは相手だ
・こんなになったのは〇〇のせいだ
・こんなになったらもうだめだ
・何もかも嫌だ
・もうやる気が起きない
など一度マイナスの方向に行きだすと気持ちが袋小路に行ってしまう事も珍しくはありません。
S.Y君も物事をややマイナスに取ってしまう所がありました。
そこで一見すると悪いと思えるような出来事でも見方を変えると素晴らしい経験になる事を知ってもらいました。
例えば
クラスに嫌いな子がいる
→もしかすると自分自身の嫌いな所をその子の中に見ている可能性がある。実はその子が嫌いなのではなくて自分自身がきらいなのでは?その子は教えてくれているのではないだろうか?
などその時の悩みや感じたことを言ってもらいそれについて見方を様々な角度から考えるようにしました。
そうすると自分では最悪としか思えていなかったことがそうでもなかった。
全然大丈夫と分かるだけで気持ちが全く変わってきました。
若い人は頭や感情が柔軟なので一度理解すると変化が目に見えて出てきます。
この様にしてS.Y君も自律神経や栄養素、考え方を整えていったところ元気が出てきました。
そうして通信制の高校に無事行けるようになりました。
行き始めたころは体調が低下して通学ができないこともありましたが、月日をおうごとに体力もついてきて通学も楽になってきました。
学校主催のキャンプに泊りで行ったりもできるようになっています。
今は将来の夢も見つかってそれを実現するために大学受験を視野に入れています。
本当にここまで元気になれられて良かったです。
今は月に1~2回程度の来院で整体を行ってます。
将来の夢に向かってこれからもお手伝いさせて頂きますね。
まとめ

今回のS.Y君のように大きな原因はないにも関わらず激しい腹痛やふらつき、だるさなどの体の不調が現れることは珍しくはありません。
しかしこのような症状を単に子供が「怠けている」「学校に行きたくないからウソをついている」言われるご両親もいます。
S.Y君の場合はご両親が大変ご理解のある方だったので解決の糸口が見つかりました。
ところが理解がなく子供を責める方もいます。
この様な時はご本人さんもご両親も大変つらい思いをします。
そうならないためにも子供さんが体調不良を訴えている時はまずは病院などで診察を受けられて原因を探してください。
もしそれでも解決しない時は当院のような自律神経整体が子供さんを救う手助けになるかもしれません。
もし現在子供さんが腹痛やめまい、朝起きれない、起立性調節障害などで学校に行けないお悩みをお持ちならぜひ当院にご相談下さい。
一緒に子供さんが元気になる方法を探していきましょう。
そうして子供さんも両親も皆さん笑顔になれる人生を手にいれましょう!!

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